2019年6月29日土曜日

今週の読了

■40歳以上はもういらない/田原総一朗 PHP研究所 2013

■仕事。/川村元気 文藝春秋 2018
 僕はあらゆることに素人だったし、素人であり続けた。専門性を持たないことが
 最大の強みだ。(沢木耕太郎)
 僕の仕事はショートケーキに苺をのせること。(糸井重里)

■不実な美女か貞淑な醜女か/米原万里 新潮社 2015
 消極的知識とは、他人が話したり、書いたものを理解できる、受け身の知識や語彙を
 意味し、積極的知識とは、自ら話したり書いたりする際に能動的に使える語彙や知識。
 外国語を学ぶということは母国語を豊かにすることであり、母国語を学ぶということ
 は外国語を豊かにすることである。


2019年6月22日土曜日

今週の読了

■レバレッジ・シンキング/本田直之 東洋経済新報社 2007

■米原万里 真夜中の太陽は輝き続ける/KAWADE夢ムック 2017

■「おじさん」的思考/内田樹 角川文庫 2012
 平等化を徹底することは、完全な能力社会の追求である。性差も人種差も年齢差も
 宗教差も、どのような社会的区別も人間の差別化をともなわず、ただ優れた人間と
 そうでない人間が差別化される。ある意味で究極の競争社会である。
 不健康な生活を愉しむためには、健康であることが必須
 師弟関係では、何よりもまず学ばなければいけないのは、具体的な情報やスキル
 ではなく、師から技芸と知見を継承する仕方である。
 学校というのはほんらい何よりも「学ぶマナーを学ぶ」所

2019年6月15日土曜日

今週の読了

■仕事にしばられない生き方/ヤマザキマリ 小学館 2018
 人と人が出合い、互いを尊重し、それぞれが育んできた知性や教養を持ち寄った
 時に、生まれるもの。与えられた命と知性を使って、この世界をより深く掘り下げ
 、知っていく喜び。これ以上の贅沢があるでしょうか。
 選ぶ基準を相手に渡した時点で、選ばれる自分を演じ続けなければならなくなるわけで
 、その先に自分が本当に望んでいる幸福な未来があるとは思えない。

■好かれる人が無意識にしている文章の書き方/中谷彰宏 すばる舎 2019
 好かれる文章は、過去形ではなく、現在形
 話し言葉と書き言葉が違った場合、相手は書き言葉をホンネと受け取る

■言いたいことが言えない人/加藤諦三 PHP研究所 2005
 自己主張というのは我を張ることではない。自分のことを説明するのが自己主張。
 言うべきことを言うのが自己主張。人を無視したことを言うのは我儘。
 自分にとって大切な人が自分の事を好きだと確信できるから他の人と一緒にいても
 リラックスしていられる。自分にとって大切な人が自分を好きだから、その人以外の
 人に嫌われることがそれほど怖くない。その最初の安心感を与えてくれるのが親。
 人が権力を持ちたがるのは、世の中から拒否されることが怖いから。権力を持てば
 「孤立と追放」の恐怖はない。不安な人ほど権力を求める。名声を求める。
 
■誰も知らない熊野の遺産/栂嶺レイ 筑摩書房 2017

■神々の眠る熊野を歩く/植島啓司 集英社 2009

■チェンジング・ブルー/大河内直彦 岩波書店2008

2019年6月8日土曜日

今週の読了

■宇宙はどこまでわかっているのか/小谷太郎 幻冬舎 2019

■疲れすぎて眠れぬ夜のために/内田樹 角川文庫 2007
 「不愉快な人間関係に耐える」というのは、人間が受ける精神的ダメージでもっとも
 破壊的なもの。
 上司の罵声に耐え、部下の暴言に耐え、取引先のワガママに耐え、満員電車に耐え、
 妻の仏頂面に耐え、子供の軽蔑に耐え、、、全身これ忍耐からできているのが
 中年オヤジ。
 仕事の目的がお金を儲けることなら、効率的でありさえすれば何でもいいはず。
 人間が仕事に求めているのは、突き詰めて言えば「コミュニケーション」
 礼儀作法の目的は何よりもまず、仮面をかぶることによって自分の利益を最大化する
 こと。
 自立できる人間、孤独に耐えられる人間しか、温かい家庭、親しみのあふれる家庭を
 構築することができない。一人でいることのできる人間だけが、他者がかたわらに
 あるときの温もりに、深い感謝と敬意を抱くことができる。

■逆境に弱い人/加藤諦三 クリークアンドリバー社 2014
 逆境に強い人は、長い人生の中で今の人生の体験を解釈する。
         禍を転じて福となすという解釈をする心の姿勢がある。
 逆境に弱い人は、感情に負ける。

2019年6月1日土曜日

今週の読了

■社会という荒野を生きる/宮台真司 KKベストセラーズ 2015

■恥をかかないスピーチ力/齋藤孝 筑摩書房 2016
 着地点を決め、「終わりのフレーズ」で締めくくる
 視線をコントロールできれば、自分の気持ちを落ち着かせ、相手にきちんと
 言葉を届けられる
 自分のほうが「攻め」の姿勢に入っていれば、「見られてる」という意識から
 「こちらが見る」という意識に転換できる

■「やさしさ」と「冷たさ」の心理/加藤諦三 PHP研究所 2010
 自分を肯定してくれる人の眼で、自分をみる。
 自分は素晴らしい人生を送るに価する人間であるーまず、こう心に決めることから
 出発しなければならない

■これは「考える」本ではなく「深く考える」本です/笠間リョウ 総合法令出版 2019
 行動の結果を重視するする「結果主義」
 この結果の中で人々の幸福を重視する「幸福主義」
 全体の幸福を考える「最大多数の最大幸福」